しんままですが

母子家庭のリアルな生活日記です。

私が選んだ道は……

結局、WEBデザイナーになれなかった私は

元の工場に戻った。

 

みんな温かく出迎えてくれた。

「どこ行ってたん?」「久しぶりじゃん」

気さくなおばちゃんに囲まれ、半年のブランクを感じつつもすぐに仕事に馴染めた。

 

ああ、やっぱそうだ。

私はこれから月8万でずっとここで働くんだ。

 

何も悪いことはない。

市営住宅に住み続ければ8万でだってやってける。

 

そう思ったんだけど、職業訓練を無駄にしたくなかった。

そして、先生の言葉も忘れられなかった。

 

 「やま子さんて、文章書くの好きなんだしそっち方面いったらどうかな?」

 

文章を書く方面。

 

ためしにグーグル先生に聞いてみた。

 

「文章 仕事 在宅」

 

出てきた。

まじか。

世の中には文章を書く仕事が、しかも在宅でできる仕事があるのか。

 

よくあるキュレーションサイトの記事募集みたいなやつだった。

よくわからないから、工場はやめないで終業後、その記事を書く仕事について調べた。

 

WEBライターというのもおこがましいかもしれないが、そういった仕事だ。

 

ただし1記事500文字以上100円みたいな激安案件。

でもよくわかんない。

500文字って原稿用紙1枚ちょっとじゃん?

え、それで100円もらえるの?

いや、そもそも原稿用紙1枚書くのってどれくらいかかるんだろ。

 

物は試し。

未経験者募集をしている案件に応募してみた。

 

そこで初めて書いた記事が「卵角膜配合化粧品について」だった。

なんだよ!!!!!!!!

卵角膜配合化粧品って!!!!!!!!!!!!!!

初めて聞いたよ!!!!!!!!!!!!!

 

で、でも……

これは新たな第一歩になるかもしれないんだ。

 

とりあえずグーグル先生に相談しながら書いたよ。

よくわからないけど、先方には合格にしてもらえたの。

 

というわけで、

工場で働きつつ帰ってきたら記事を書く仕事をして

二足のワラジ生活が始まりました。